ディズニーシーのトリビアやストーリーを紹介!④(海底二万マイル編)
突然ですが、皆さんは東京ディズニーシーに行った際、どのような楽しみ方をしていますか??
アトラクションに乗りまくるのもよし、食べ物を食べまくるのもよし、お土産を買いまくるのもよし。
いろいろな楽しみ方ができるディズニーシーですが、隠れたトリビアやストーリーがあるのはご存じでしょうか。
ストーリーを知っていればよりディズニーを楽しめること間違いなしです!
今回は、「海底二万マイル」についてご紹介します!
下記事の「センター・オブ・ジ・アース編」を一度読んでから今回の記事を読むと、非常にわかりやすくなると思います。
是非ご覧ください!
omame-ryu.hatenablog.com
海底二万マイルとは
隠れた人気アトラクションである海底2万マイル。
海底2万マイルは東京ディズニーシーのミステリアスアイランド内にある、「ライド型探索アトラクション」です。
東京ディズニーシー中央にある、火山「プロメテウス火山」中央の湖内部にあり、ミステリアスな水中世界を観光していきます。
このアトラクションは、フランスの小説家ジュール・ベルヌの作品「海底二万里」をモデルにしています。
(ジュール・ベルヌはアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」の原作作品である「地底旅行」なども制作した人物。)
また1954年、この小説をもとに「海底二万哩」という映画が公開されました。
ジェットコースターのように激しい動きはなく、基本的にはゆったり座りながら楽しむことができます。
他のアトラクションに比べて入り口が小さいため、隠れたアトラクションのようになっていますが、休日や祝日ともなると長蛇の列ができるほど大人気です!
そんな海底二万マイルの知っておくだけでより楽しめるストーリーを紹介します!
海底二万マイルのストーリー
ある日、海底調査を行っていたネモ船長は、探索ツアーに参加するクルーを募集します。
私たちゲストはそのツアーのクルーとなり、ネモ船長が開発した小型潜水艦「ネプチューン号」に搭乗。
コントロールベースにいるネモ船長と、潜水艦に搭載されている通信機「アクアフォン」で連絡を取り合いながら、手元のレバーで操作可能な「サーチライト」を使いながら未知なる海底を探索しに行きます。
大昔に沈没したとみられる船や、小さな魚、サンゴ等を観察しながらどんどん奥へ進んでいきます。
すると突然、潜水艦がガタガタと揺れながら急停止します。
窓の外を見ると、無数の吸盤がついた触手が…。
巨大なイカ「クラーケン」に捕まってしまいます。
コントロールベースの指示により電圧を上げて撃退するも、潜水艦はコントロール不可に。
アクアフォンは故障していないためネモ船長と連絡を取りながら、
私たちは暗く誰も訪れたことのない海底へ沈んでいきます。
ここでは、ひび割れた壁画や巨大彫像などの太古の文明の遺跡のようなものや、
何者かが物陰から私たちを覗いていることが確認できます…。
船内の酸素が底をつきそうになった時、海底人が潜水艦を押し上げてくれます。
ブクブクと音を立てながら上へ上へと上がり、徐々に潜水艦の不具合も同時に直っていきます。
そして、私たちは無事基地へ帰還することができる
という物語になっています!!
海底二万マイルのトリビア
・深度と酸素メーター
潜水艦内の上部に、潜水深度と潜水艦内の酸素濃度を示すメーターが取り付けられています。
搭乗時、酸素メーターの針はほぼMAXに示されていましたが、潜水艦が進むごとに濃度が減少しており、ライド終了時はほぼ酸素が無いことが確認することができます。
潜水深度のメーターは搭乗後、徐々に上がり、クラーケンに襲われると一気にMAXまで上昇していき、海底人に潜水艦が押し上げられているときは一気に減少しているのが確認できます。
ぜひ乗った際は見てみてください!
・古代文明アトランティス
実はこの周辺の海には、古代遺跡「アトランティス」が沈んでいると、海底二万マイルの物語では考えられています。
その証拠に、ネモ船長が調査していることが海底二万マイルの乗る道中の書斎で見ることができます。
本や書類のどこかに「 ATLANTIS 」と書かれているのでぜひ探してみてください!
さらに、クラーケンに襲われた後に訪れる未知の海底では、近未来的な建造物や、不思議な絵画を数枚見ることができます。
この絵画では、山の噴火によって、白城のある大陸が海底に沈んでいく様子が描かれています。
この文明こそがアトランティスであり、海底2万マイルでは古代遺跡として出てきます。
大陸が沈んでいく中、城を立て直す人々、船で逃げようとする人々、魚と共存し海で生活する人々で分かれていることがわかります。
そして次に見えてくるのは上の絵です。
元の文明は完全に海に飲み込まれてしまい、魚と共存して生活することを選んだ人々が新しい文明に移り住んでいることがわかります。
そして、その住民たちは魚のような器官を持つようになり、海底で静かに暮らしているとか…。
アトラクションの最後に出会えたのはその住民の末裔なのかもしれません。
さらに、地上に上がっていく時にうっすら新アトランティスが見えるかも...?
・ニモとアリエル
アトラクションに乗っていると、どこかにアリエルとニモがちらっと見える時があります。
楽しめるはずなので、ぜひ探してみてください!
*ニモ
オレンジのカクレクマノミが、潜水艦の左側もしくは真ん中の席に座ると見つけられるそう。
*アリエル
本物は出てきませんが、潜水艦の右側もしくは真ん中の席に座ると見つけられるそう。
アリエルは2回見ることができ、1回目は沈没船の彫刻、2回目は沈没船の中の絵画に出てきます。
ニモとアリエルを探すなら、真ん中の席に座るのが2つとも見れるので一番良さそうですね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「海底2万マイル」についてご紹介しました。
今回ご紹介した豆知識が頭に残っているだけで、
アトラクションに乗るだけではわからない、隠された設定の知識があるだけで、これまでとは違った楽しみ方ができると思います!
今後も設定や楽しみ方等、ディズニーに関する情報をどんどん上げていくので是非ご覧ください!
ディズニーシーのトリビアやストーリーを紹介!③(センター・オブ・ジ・アース編)
突然ですが、皆さんは東京ディズニーシーに行った際、どのような楽しみ方をしていますか??
アトラクションに乗りまくるのもよし、食べ物を食べまくるのもよし、お土産を買いまくるのもよし。
いろいろな楽しみ方ができるディズニーシーですが、隠れた裏設定やストーリーがあるのはご存じでしょうか。
ストーリーを知っていればよりディズニーを楽しめること間違いなしです!
今回は、「センター・オブ・ジ・アース」についてご紹介します!
これまでに、いくつかディズニーの豆知識をご紹介しているので、下記の記事等をぜひご覧ください!!
センター・オブ・ジ・アースとは
センター・オブ・ジ・アースは東京ディズニーシーのミステリアスアイランド内にある、「一発型絶叫系アトラクション」です。
このアトラクションは、東京ディズニーリゾート内最速で、「一発型」というように特に最後の数十秒の速度は非常に速く、一瞬だけお尻が浮くことも…。
しかし、そのミステリアスな雰囲気やクオリティで、ジェットコースターの苦手な人の中でも好きな人が多いアトラクションです。
この「センター・オブ・ジ・アース」はジュール・ヴェルヌ作の小説、「地底旅行」がモチーフになっており、
私たちゲストは、天才科学者、ネモ船長の発見した地底世界を地底走行車(車)に乗りながら探索していくという概要です。
東京ディズニーシーの中央にあるジェットコースター型アトラクションということで、長蛇の列ができるほど人気のアトラクションです。
そんなセンター・オブ・ジ・アースの
知っておくだけでさらに楽しめるストーリーを詳しく紹介します!
センター・オブ・ジ・アースのストーリー
小説「地底旅行」に登場するネモ船長とその調査団は地底世界の研究企画として、プロメテウス火山内部の調査を開始。
火山内部の神秘的で安全な洞窟を掘ることに成功します。
その際に調査団が掘削機で開けた洞窟を、私たちは探索・観光していきます。
ちなみに、掘削機で空けたという証拠に、センター・オブ・ジ・アースの入り口には掘削機で掘った跡(横八の型の穴や、波打つような線の入った壁)がいたるところに残っています。
アトラクションの長い待ち時間に仲間と探してみると楽しみながら時間がつぶせるかもしれませんね…!
そして、入り口で並んだ私たちゲストは、火山内にあるネモ船長の書斎や研究室(マグマ・サンクタム)の横を通り、暗い洞窟の奥に進んでいきます。
奥へ進むと、そこには地下行きの「テラヴェーター(エレベーター)」が。
テラベーターに乗っている間、超高速で降下している音や、低い空洞音、ブレーキ音などが聞こえてきます。
さらに、なにやら不思議なにおいも。
このような演出は、ゲストをハラハラさせていきます…
そして地下800mにある乗り場、「ベース・ステーション」へ到着。
地底走行車に乗り込み、「水晶の洞窟」や「発光生物のトンネル」、「巨大キノコの森」など、神秘的な地下世界を探索・観光していきます。
この地下世界は非常に暗く、加速・減速が頻繁に起こるため、さらにハラハラ感を感じられるはずです!
のんびり探索していると突然、火山性地震が発生。
予定されていたルートを大きく外れ、まだ誰も探索していない地底奥深くの世界へと迷い込んでいきます。
謎の巨大な卵が大量にある洞窟を潜り抜けると、「地底の海」と呼ばれる場所に到着。
そこは嵐で荒れる海で、ゲストは迷い込んでしまいます。
すると突然、落雷が直撃…!
その衝撃で、地底走行車はブレーキが利かなくなります。
さらに深くへ進むとそこには、溶岩に浸かっている巨大な怪物「ラーヴァモンスター」が出現。
巨大卵の横を通ったせいか、「ラーヴァモンスター」に襲われそうになった瞬間、大規模噴火が発生…!
ブレーキの効かない地底走行車は溶岩の圧力によってどんどん地上へ上がっていきます。
光が見えると、そこはプロメテウス火山の噴火口であり、急降下!
なんとかアトラクション乗り場(ベースステーション)に無事生還することに成功します。
ここまでがセンター・オブ・ジ・アースのストーリーです!
その他、センター・オブ・ジ・アースの豆知識
ここからは上記以外の豆知識についてご紹介します!
・マグマサンクタムツアー
ディズニーのアトラクションはごくまれに定期メンテナンスを行っています。
そんな時にセンター・オブ・ジ・アースで開かれているのが、「マグマサンクタムツアー」です!
このツアーは火山洞窟ツアーで、センター・オブ・ジ・アースの待ち列からテラベーターまでの道を探索することができるというものです。
普段並んでいてもじっくり見られないネモ船長の研究室や、壁画等をじっくり見ることができます。
置いてある小道具を見ると、また面白い発見ができるかもしれません!
ですが、このツアーは公式に公表されているものではありませんので、メンテナンス中の表記を見たらキャストさんに確認が必要かも…
もし開催されていたらぜひ参加してみてください!
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は「センター・オブ・ジ・アース」についてご紹介しました。
今回ご紹介した豆知識が頭に残っているだけで、
アトラクションに乗るだけではわからない、隠された設定の知識があるだけで、これまでとは違った楽しみ方ができると思います!
今後も設定や楽しみ方等、ディズニーに関する情報をどんどん上げていくので是非ご覧ください!
ディズニーシーのトリビアやストーリーを紹介!②(レイジングスピリッツ編)
突然ですが、皆さんは東京ディズニーシーに行った際、どのような楽しみ方をしていますか??
アトラクションに乗りまくるのもよし、食べ物を食べまくるのもよし、お土産を買いまくるのもよし。
いろいろな楽しみ方ができるディズニーシーですが、隠れた裏設定やストーリーがあるのはご存じでしょうか。
ストーリーを知っていればよりディズニーを楽しめること間違いなしです!
今回は、「レイジングスピリッツ」についてご紹介します!
また、レイジングスピリッツにはタワー・オブ・テラーとのつながりもあります。
下記の記事を読むと、より楽しむことができるので是非ご覧ください!
レイジングスピリッツとは
レイジングスピリッツは東京ディズニーシー内にある、
「ロストリバーデルタ」に開業した、東京ディズニーリゾートで唯一、垂直方向に360度回転する絶叫系ループアトラクションです。
私たちゲストはトロッコに乗り、神々の怒りによって捻じ曲がったレールの上を暴走していきます。
乗車時間は短いですが、東京ディズニーランド内ではめずらしいスリルあふれる、ローラーコースター型アトラクションです!
スピードもそれほど速くなく、
他のジェットコースターのようなアトラクションとは違い、落下アクションがほぼないのでお子さんでも安心して乗ることができる…はず…です。
そんなレイジングスピリッツには、知っておくだけでもっと楽しめるストーリーが隠されています!
レイジングスピリッツのストーリー
舞台は中央アメリカのとあるジャングルにある、遺跡発掘現場。
当時の遺跡発掘チームは、この遺跡の調査をし、
火の神「イクチュラコアトル」と、水の神「アクトゥリクトゥリ」の石像を掘り当てます。
昔、二つの石像は向かい合わせになっていたと考えた発掘チームは、そのとうりに再現しようと工事を開始。
しかし実際は異なり、古文書解読チームが火の神と水の神は対となる存在であり、向かい合わせにしてはいけないことを発見します。
発見した時にはすでに遅く、古文書解読チームが到着した時には向かい合わせになっていました。
すると2つの神の怒りを買い、遺跡発掘現場では超常現象が次々と発生!
水の神から水が噴き出し、火の神から炎が燃え上がり、ホッパーカー(トロッコ)のレールは360度ねじ曲がってしまったのです。
その後、発掘作業は中止となり、現場の人達は場を離れることになります。
そのため、レイジングスピリッツ外にある階段は水や炎が噴き出しており、クレーンや作業道具は放置されたままになっています。
そしてしばらく経った現在、一般公開されることになります。
私たちゲストはホッパーカーに乗り、その超常現象を体験していきます。
ちなみに、レイジングスピリッツ(RAGING SPIRITS)は怒った神々という意味。
タワー・オブ・テラーとのつながり
最初に書いたように、レイジングスピリッツにはタワー・オブ・テラーと深い関係があります。
それが上の写真。そこには、
「TO : THE HIGHTOWER TRUST 1PARK AVENUE NEW YORK NEW YORK U.S.A
(宛先:アメリカ ニューヨーク州 ニューヨーク市 パークアベニュー1番地 ハイタワー・トラスト )」
と書かれています。
何かを運ぼうとしていたのでしょうか…。
また、実はこのパークアベニュー1番地という住所…
タワー・オブ・テラーの住所と同じなのです!
また、タワー・オブ・テラー内にはジャングルに囲まれたレイジングスピリッツから
石像を持ち出すハイタワー3世の壁画があります。
離れた位置にあるこの2つのアトラクションにこんな密接な関係があると知るととてもおもしろいですよね!
その他、レイジングスピリッツの豆知識
ここからは上記以外の豆知識についてご紹介します!
・インディ・ジョーンズとのつながり
実はこのレイジングスピリッツ、ディズニーランド・パリにある、「インディ・ジョーンズと危難の迷宮」が原型となっています。
しかし、すでに東京ディズニーシーには「インディ・ジョーンズ:クリスタルスカルの魔宮」が建設済。
そのため、「インディ・ジョーンズ」という名前の除去し、独自のストーリーが追加されました。
この2つのアトラクションが隣にあっても違和感がないのは、こんな理由があったからなんですね!
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は「レイジングスピリッツ」についてご紹介しました。
今回出てきた木箱や2体の石像をぜひ探してみてください!
アトラクションに乗るだけではわからない、隠された設定の知識があるだけで、これまでとは違った楽しみ方ができると思います!
今後も設定や楽しみ方等、ディズニーに関する情報をどんどん上げていくので是非ご覧ください!
ディズニーシーのトリビアやストーリーを紹介!①(タワーオブテラー編)
突然ですが、皆さんは東京ディズニーシーに行った際、どのような楽しみ方をしていますか??
アトラクションに乗りまくるのもよし、食べ物を食べまくるのもよし、お土産を買いまくるのもよし。
いろいろな楽しみ方ができるディズニーシーですが、隠れたトリビアやストーリーがあるのはご存じでしょうか。
ストーリーを知っていればよりディズニーを楽しめること間違いなしです!
今回は、「タワー・オブ・テラー」についてご紹介します!
タワー・オブ・テラーとは
東京ディズニーシーの目玉といってもいいタワー・オブ・テラー。
シー内の「アメリカンウォーターフロント」にある、東京ディズニーリゾートで唯一のフリーフォール型絶叫アトラクションです。
東京ディズニーリゾート内で一番怖いアトラクションと言われ、シー内では1、2位を争うほど人気なアトラクションです!
また、タワー・オブ・テラーにはホラー要素のあるストーリーが隠されています!
タワー・オブ・テラーのストーリー
この建物はもともと「ホテルハイタワー」と呼ばれており、骨董品収集家のハリソン・ハイタワー3世がオーナーでした。
彼が収集した骨董品はタワー・オブ・テラー内外に置かれており、
入り口(フロント)上部にそれらを収集しているハイタワー三世の写真が飾ってあります。
そんなある日、彼はコレクションを増やしたいために、アフリカのコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から、
呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」を持ち去ってしまいます。
(実はムトゥンドゥ族はハイタワー三世を騙して、持ち去るように仕向けたそう…。)
そして、ハイタワー三世はホテルハイタワーで「シリキ・ウトゥンドゥ」のお披露目パーティーを開催。
パーティーでの会見中、記者の一人からシリキ・ウトゥンドゥが呪いの偶像であることを指摘されると、
「呪いの偶像だと?馬鹿馬鹿しい!」と笑い、ハイタワー三世は全く信じませんでした。
パーティーの終盤、ハイタワー三世はホテルの最上階にある自室にシリキ・ウトゥンドゥを飾るためエレベーターに乗り込み、
吸っていたタバコをシリキ・ウトゥンドゥに押し付けます。
すると、急にホテルが停電状態に。
緑色の光がエレベーターを包み込み、同時にハイタワー三世の悲鳴が響き渡ります。
すると、制御不能となったエレベーターは1階まで落下。
その後大破したエレベーターを調査するも、奇妙なことにハイタワー三世は姿を消し、
トルコ風帽子と「シリキ・ウトゥンドゥ」だけが残っていたそう。
この事件以来、ホテルハイタワーはニューヨーク市民から
「恐怖のホテル(タワー・オブ・テラー)」と呼ばれるようになり、閉鎖されるようになります…。
しかし閉鎖から13年経った後、取り壊しも検討されていたものの、ニューヨーク保存協会は歴史的価値が高いとホテルハイタワーの改修工事を行います。
ホテルの修復後、ニューヨーク保存協会による見学ツアーが開催。
そこで、私たちゲストはこのツアーの参加者としてホテルに関する説明を受けながらホテルの中を見学します。
そして最後、業務用エレベーターで最上階のハイタワー三世の部屋へ向かうのです。
恐怖の体験が待っているとは知らず…。
シリキ・ウトゥンドゥとは
シリキ・ウトゥンドゥはスワヒリ語で「災いを信じよ」を意味し、
後述の8つの掟のうち、一つでも守らないと呪いがかかると言われています。
掟
1. 敬い、崇拝すること
2. 火を近づけたり、燃やさないこと
3. 室内にしまわないこと
4. おろそかにしないこと
5. 馬鹿にしないこと
6. 埋葬、譲渡、捨てたりしないこと
7. 放置しないこと
8. 恐れること
ハリソン・ハイタワー三世は、これらの掟をすべて破ったため、呪われてしまったのです。
ハイタワー三世がシリキ・ウトゥンドゥを持ち帰った後、
受け渡した部族は壊滅したとか…。これも呪いなのでしょうか…。
その他、タワー・オブ・テラーの豆知識
ここからは、上記以外のタワー・オブ・テラーの豆知識についてご紹介します!
・期間限定プログラムがある
タワー・オブ・テラーは通常、3回落下するアトラクションですが、
4回以上落下していた期間があるのは知っていましたか?
まとめて説明すると下記のようになっています。
・タワー・オブ・テラー:Level 13
(2012年1/4~3/16、2013年1/4~3/15、2014年1/6~3/14開催)
落下回数が4回に増え不規則な動きをし、最高地点の到達が1回のみになるなど、様々な演出が追加。
・タワー・オブ・テラー:Level 13 "シャドウ・オブ・シリキ"
(2015年1/6~3/20、2016年1/6~3/18、2017年1/6~3/17、2018年1/5~3/19開催)
落下回数が7回増えエレベーターの動きや演出等が大幅に変化。
・タワー・オブ・テラー "アンリミテッド"
(2019年1/7~3/20、2020年1/6~2/28、2022年1/6~3/30開催)
通常版と過去の期間限定プログラムを含む、複数の落下パターンを体験可能。
・実は東京ディズニーアトラクションで一番高い建造物
実はタワー・オブ・テラーはディズニーリゾート内にある建物や、山の中で一番高い、59mとなっています。
(例:シンデレラ城、プロメテウス火山が51m、スペースマウンテンが38m。)
59mという中途半端な数字の理由には、航空法という法律が関わっています。
~ 航空法 ~
- 地表又は水面から六十メートル以上の高さの物件の設置者は、国土交通省令で定めるところにより、当該物件に航空障害燈を設置しなければならない。但し、国土交通大臣の許可を受けた場合は、この限りでない。
わかりやすく言うと、
高さ60m以上の建物には航空障害灯(ライト)の設置を義務付けることで、夜に飛行する飛行機に建物の位置をわかりやすくするというもの。
しかし、タワーオブテラーの建物を高さ60m以上にすると、航空障害灯の設置が必要となり、アトラクションの雰囲気を壊してしまいます。
そのため、航空法に該当しないギリギリの高さの59mに設計したそう。
最後に
いかがだったでしょうか。
アトラクションに乗るだけではわからない、隠された設定の知識があるだけで、これまでとは違った楽しみ方ができると思います!
今後も設定や楽しみ方等、ディズニーに関する情報をどんどん上げていくので是非ご覧ください!