omame-ryu’s diary

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ディズニーシーのトリビアやストーリーを紹介!①(タワーオブテラー編)

 

突然ですが、皆さんは東京ディズニーシーに行った際、どのような楽しみ方をしていますか??

 

アトラクションに乗りまくるのもよし、食べ物を食べまくるのもよし、お土産を買いまくるのもよし。

いろいろな楽しみ方ができるディズニーシーですが、隠れたトリビアやストーリーがあるのはご存じでしょうか。

 

ストーリーを知っていればよりディズニーを楽しめること間違いなしです!

 

今回は、タワー・オブ・テラーについてご紹介します!

 

 

 

タワー・オブ・テラーとは 

 

東京ディズニーシーの目玉といってもいいタワー・オブ・テラー

 

シー内の「アメリカンウォーターフロントにある、東京ディズニーリゾートで唯一のフリーフォール型絶叫アトラクションです。

 

東京ディズニーリゾート内で一番怖いアトラクションと言われ、シー内では1、2位を争うほど人気なアトラクションです!

 

また、タワー・オブ・テラーにはホラー要素のあるストーリーが隠されています!

 

 

タワー・オブ・テラーのストーリー 

ビジュアル検索クエリイメージ

 

この建物はもともと「ホテルハイタワー」と呼ばれており、骨董品収集家のハリソン・ハイタワー3世がオーナーでした。

 

彼が収集した骨董品はタワー・オブ・テラー内外に置かれており、

入り口(フロント)上部にそれらを収集しているハイタワー三世の写真が飾ってあります。

 

 

そんなある日、彼はコレクションを増やしたいために、アフリカのコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から、

呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」を持ち去ってしまいます。

(実はムトゥンドゥ族はハイタワー三世を騙して、持ち去るように仕向けたそう…。)

 

そして、ハイタワー三世はホテルハイタワーで「シリキ・ウトゥンドゥ」のお披露目パーティーを開催。

 

パーティーでの会見中、記者の一人からシリキ・ウトゥンドゥ呪いの偶像であることを指摘されると、

呪いの偶像だと?馬鹿馬鹿しい!」と笑い、ハイタワー三世は全く信じませんでした。

 

パーティーの終盤、ハイタワー三世はホテルの最上階にある自室にシリキ・ウトゥンドゥを飾るためエレベーターに乗り込み、

吸っていたタバコをシリキ・ウトゥンドゥに押し付けます。

 

すると、急にホテルが停電状態に。

 

緑色の光がエレベーターを包み込み、同時にハイタワー三世の悲鳴が響き渡ります。

 

すると、制御不能となったエレベーターは1階まで落下。

 

その後大破したエレベーターを調査するも、奇妙なことにハイタワー三世は姿を消し、

トルコ風帽子と「シリキ・ウトゥンドゥ」だけが残っていたそう。

 

この事件以来、ホテルハイタワーはニューヨーク市民から

恐怖のホテル(タワー・オブ・テラー」と呼ばれるようになり、閉鎖されるようになります…。

 

しかし閉鎖から13年経った後、取り壊しも検討されていたものの、ニューヨーク保存協会は歴史的価値が高いとホテルハイタワーの改修工事を行います。


ホテルの修復後、ニューヨーク保存協会による見学ツアーが開催

 

そこで、私たちゲストはこのツアーの参加者としてホテルに関する説明を受けながらホテルの中を見学します。

そして最後、業務用エレベーターで最上階のハイタワー三世の部屋へ向かうのです。


恐怖の体験が待っているとは知らず…。

 

 

シリキ・ウトゥンドゥとは 

シリキ・ウトゥンドゥ

シリキ・ウトゥンドゥスワヒリ語災いを信じよ」を意味し、

後述の8つの掟のうち、一つでも守らないと呪いがかかると言われています。

 

 掟 

 1. 敬い、崇拝すること
 2. 火を近づけたり、燃やさないこと
 3. 室内にしまわないこと
 4. おろそかにしないこと
 5. 馬鹿にしないこと
 6. 埋葬、譲渡、捨てたりしないこと
 7. 放置しないこと
 8. 恐れること

 

ハリソン・ハイタワー三世は、これらの掟をすべて破ったため、呪われてしまったのです。

 

ハイタワー三世がシリキ・ウトゥンドゥを持ち帰った後、

受け渡した部族は壊滅したとか…。これも呪いなのでしょうか…。

 

 

その他、タワー・オブ・テラーの豆知識 

ここからは、上記以外のタワー・オブ・テラーの豆知識についてご紹介します!

 

 期間限定プログラムがある 

 

タワー・オブ・テラーは通常、3回落下するアトラクションですが、

4回以上落下していた期間があるのは知っていましたか?

 

まとめて説明すると下記のようになっています。

 

 

タワー・オブ・テラー:Level 13

 (2012年1/4~3/16、2013年1/4~3/15、2014年1/6~3/14開催)

落下回数が4回に増え不規則な動きをし、最高地点の到達が1回のみになるなど、様々な演出が追加。

 

タワー・オブ・テラー:Level 13  "シャドウ・オブ・シリキ"

 (2015年1/6~3/20、2016年1/6~3/18、2017年1/6~3/17、2018年1/5~3/19開催)

落下回数が7回増えエレベーターの動きや演出等が大幅に変化。

 

タワー・オブ・テラー  "アンリミテッド"

 (2019年1/7~3/20、2020年1/6~2/28、2022年1/6~3/30開催)

通常版と過去の期間限定プログラムを含む、複数の落下パターンを体験可能。

 

 

 実は東京ディズニーアトラクションで一番高い建造物

 

実はタワー・オブ・テラーはディズニーリゾート内にある建物や、山の中で一番高い、59mとなっています。

(例:シンデレラ城、プロメテウス火山51m、スペースマウンテンが38m。)

 

59mという中途半端な数字の理由には、航空法という法律が関わっています。

 

 

 航空法

第51条【航空障害燈】
  1. 地表又は水面から六十メートル以上の高さの物件の設置者は、国土交通省令で定めるところにより、当該物件に航空障害燈を設置しなければならない。但し、国土交通大臣の許可を受けた場合は、この限りでない。

 

 

わかりやすく言うと、

高さ60m以上の建物には航空障害灯(ライト)の設置を義務付けることで、夜に飛行する飛行機に建物の位置をわかりやすくするというもの。

 

しかし、タワーオブテラーの建物を高さ60m以上にすると、航空障害灯の設置が必要となり、アトラクションの雰囲気を壊してしまいます。

 

そのため、航空法に該当しないギリギリの高さの59mに設計したそう。

 

 

最後に 

 

いかがだったでしょうか。

アトラクションに乗るだけではわからない、隠された設定の知識があるだけで、これまでとは違った楽しみ方ができると思います!

 

今後も設定や楽しみ方等、ディズニーに関する情報をどんどん上げていくので是非ご覧ください!